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在インドネシア日本国大使5月のハイライト(慌ただしい1か月)令和5年5月31日
![]() 天皇陛下のインドネシア御訪問がいよいよ来月に迫り、準備も佳境に入ってきました。しっかりとお迎えしたいと思います。 1.今月の一枚
2.国会議員訪問団 今年のゴールデンウィークは、萩生田光一衆議院議員(自民党政調会長)及び赤澤亮正衆議院議員、福田達夫衆議院議員及び武部新衆議院議員、そして司法外交議連の中西健治衆議院議員、宮﨑政久衆議院議員及び三谷英弘衆議院議員の計3組の国会議員団がインドネシアを訪問し、要人との会談や現場の視察を行いました。コロナ禍でこうした議員団の訪問も途絶えていましたが、当地に来て、急速に変貌しつつあるインドネシアや実際の現場を見ていただけたのはやはり貴重な機会でした。 3.新首都ヌサンタラの開発に関する式典 G7広島サミットの機会に21日の午後に広島市内で行われた式典では、ジョコ大統領他のインドネシア側主要閣僚、そして日本政府や経済関係者の出席を得て署名された5つの協力覚書(MoU)が、24の関心表明書(LoI、 Letter of Intent)と共に、新首都庁のバンバン長官に提出されました。ジョコ大統領による挨拶の中では、日本企業による質の高い投資への期待感が改めて示されました。この式典の開催にご尽力いただいた方々に感謝します。(なお、LoIについては、その後1つ追加され、合計25となりました。) 4.対外発信活動 8日、インドネシア大学とインドネシア外務省の共催で行われた、日インドネシア国交樹立65周年の記念セミナーに出席して、両国の戦略的パートナーシップに関する講演(https://www.id.emb-japan.go.jp/news23_20j.html)を行いました。時間の都合で、やや断片的な内容になっていますが、ご覧ください。 11日、タラカニタ第4中学校を訪問して、生徒の皆さんと交流しました。この中学校は日本の姫路女学院とのオフショアスクール・プログラムを本年開始しており、日本への留学を視野に入れている生徒も居ます。生徒の皆さんには、踊りや合唱で大歓迎して貰いました。(タラカニタ第4中学校での歓迎行事にて。)
16日、メディア・インドネシアのオンライン版に、インドネシアのコーヒー文化に関する寄稿を行ったので、ご覧下さい。(https://www.id.emb-japan.go.jp/about_jp_amb_mediaindonesia2023_1.html) 21日、国際青年会議所・アジア太平洋地域会議(ASPAC)ジャカルタ会議のランチと、その日の夜に行われたジャパン・ナイトに参加してご挨拶しました。日本からは日本青年会議所の麻生会頭を始めとする多くの方々が参加しましたが、発展するインドネシアの現状を実感していただいたのは大変良かったです。 5.企業支援 23日、バンテン州チレゴンの日本触媒インドネシアの新製造ラインの完工式典に出席しました。ここで製造される基礎素材は、様々な製品の原料となって正にインドネシアの「ものづくり経済」や下流産業を支えています。 23日、日本を代表する水コンサルタントの日水コンとダクレア社の提携10周年記念式典に参加しました。スタッフの皆さんが、同じ目線で生き生きと仕事をされている姿が目に浮かぶ、大変印象深い式典でした。 24日、三菱商事とINA(Indonesia Investment Authority) 他が共同して出資する物流倉庫開発事業の契約署名式に出席しました。日本企業とINAとの協業は今回が初めてなので、その意味でも意義深い行事でした。 6.その他の活動 5日、日インドネシア65周年記念事業の一環であるウロス織の展示会に伺ってご挨拶しました。日本の素材とコラボした織物もあって、大変見応えがありました。10月に日本で開催されるイベントでは、西陣織とのコラボも予定されているとのことです。(ウロス織の展示会にて。)
9日から3日間の日程で、海上自衛隊の護衛艦「くまの」が友好親善訪問の一環でタンジュンプリオク港に入港したので、入港行事に出席するとともに、インドネシア国軍の要人をお迎えして行われた、艦内特別公開とレセプションに参加しました。 14日、インドネシア青年会議所が実施した自閉症の啓発イベント「Walk for Autism」に参加し、カーフリー・デーのスディルマン通りを行進した後、ご挨拶しました。当地で活動する日系企業の方々も協力しており、大変有意義なイベントでした。(自閉症者のダラン・チャンドラさんが描いた絵画と共に。)
(了)
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