1.インドネシア及び近隣諸国・地域の状況 |
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インドネシア保健省によると、25日現在、新型インフルエンザ(A/H1N1)の感染事例はインドネシア国内において報告されていません。 |
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5月21日、フィリピンで新型インフルエンザの感染者が確認されました。また、タイ及びマレーシアでは、これまでにそれぞれ2名、台湾では3名の新型インフルエンザの感染者が確認されています。 |
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2.日本政府の基本的対処方針 |
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5月22日、日本政府は、今回の新型インフルエンザ(A/H1N1)の特徴を踏まえて、現行の強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1)を念頭に策定された「新型インフルエンザ対策行動計画」をそのまま適用するのではなく、地域の実情に応じた柔軟な対応を行っていく必要があるとする基本的対処方針を発表しました。詳しくは、http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/090522-03.pdfをご参照ください。 |
(2) |
また、同日、新型インフルエンザの世界的な感染拡大やウイルスの毒性に関する判断、メキシコにおける新型インフルエンザの最近の感染状況や医療体制の状況等を踏まえて、メキシコに対する感染症危険情報及び査証措置を次の通り見直し・緩和することとしました。 |
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(イ) |
4月28日付けで発出しました「同国への不要不急の渡航の延期」及び「同国に滞在する邦人の可能な限りの早期退避」を呼びかける感染症危険情報について、他の感染国に対するものと同様、渡航・滞在の際は「十分注意」するよう呼びかける内容とし、5月22日付けで、他の感染国に対して発出している感染症危険情報に統合しました。詳しくは、http://www.anzen.mofa.go.jp/をご参照ください |
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(ロ) |
4月28日以降行っていたメキシコに対する査証免除措置の一時停止を5月22日付けで解除しました。 |
(3) |
日本国内の感染発生状況及び感染防止対策については、厚生労働省ホームページ及び感染発生地域の地方自治体(大阪府、兵庫県、神戸市等)のホームページ等により最新情報を入手するようお願い致します。 |
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当館としましては、引き続き状況を注視し、今後、関連情報を迅速に提供していく所存です。在留邦人の皆様におかれましては、警戒を行いつつ、正確な情報に基づいた冷静な対応を行うようお願いします。 |
在留邦人の皆様におかれましては、今後とも新聞・テレビ等を通じて関連情報の入手に努めていただくとともに、事態の推移を注視してください。 |