1. 9月17日、国家警察は、9月16日夜から17日朝にかけて、中部ジャワ州ソロにおいて、テロ関係者のアジトと見られる住居を急襲し、過去にインドネシアで発生した爆弾テロの被疑者で、インドネシア警察が、これまで、総力をあげて所在を追及してきたヌルディン・トップを射殺した旨発表しました。発表の詳細は次の通りです。 |
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本件の急襲により4名のテロ関係者が死亡した |
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体に巻き付けていた爆弾が爆発するなどしたため、身元の確認に困難を極めた者もいたが、指紋の照合等により、以下の4名の指名手配被疑者であることが確認できた。 |
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● ハディ・スシロ(Hadi Susilo)本件住宅の所有者 |
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● ウルワ(Urwah) |
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● アジ(Aji) |
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● ヌルディン・トップ(Noordin M Top) |
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2. 警察では、射殺された被疑者の本人確認のため、さらにDNA検査を行うとしておりますが、今回の射殺を契機として、今なお逃亡中のジェマ・イスラミア関係者や同人の考えに同調する者が、報復のためのテロを敢行する可能性も否定はできません。 |
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3. こうした事情を踏まえ、インドネシアに渡航・滞在されている方は、不測の事態に巻き込まれないよう、引き続き、最新の関連情報の収集に努めてください。 |
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4. なお、爆弾テロ事件に関しては、以下も併せて御参照ください。(パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載) |
(1) |
2009年6月1日付け広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」 |
(2) |
パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」 |
(3) |
パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」 |