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在インドネシア日本国大使館
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平成17年1月23日

インドネシアにおける自衛隊の国際緊急援助活動


1. 我が国は、スマトラ沖大地震及びインド洋津波による被害に対する援助活動の一環として、インドネシア、ナングル・アチェ・ダルサラム州において自衛隊による国際緊急援助活動を行うことを決定し、1月24日、海上自衛隊の輸送艦「くにさき」、補給艦「ときわ」、護衛艦「くらま」がバンダ・アチェ沖に到着する予定。


2. ナングル・アチェ・ダルサラム州における今後の具体的な援助活動としては、輸送艦「くにさき」を拠点とする陸上自衛隊のヘリコプター5機(CH-47JA×3機、UH-60JA×2機)を用い、バンダ・アチェ等の空港から各被災地へ援助物資等を航空輸送する他、陸上自衛隊の医療援助部隊による医療・防疫活動を行う予定。


3. なお、医療援助部隊の一部(約20名)は、16日にバンダ・アチェに入りし、19日に医療施設を開設、既に活動を開始している。また、10日からタイのウタパオを拠点とするC-130H輸送機によるメダン-バンダ・アチェ間の救援物資の航空輸送も既に実施している。


4. 今回のインドネシアにおける国際緊急援助活動には、自衛隊員合計約970名(陸上自衛隊約230名、海上自衛隊約640名、航空自衛隊約90名、統合幕僚会議約20名(各自衛隊との兼務含む))が任務に当たる。



インドネシアにおける自衛隊の国際緊急援助活動の概要
部隊等活動種類 概要人員
陸上自衛隊航空端末輸送 ヘリコプター5機(CH-47JA×3及びUH60JA×2)により被災地域の空港等から各被災地への人員・物資を空輸 約  230名
医療・ 防疫活動医療援助(防疫を含む)部隊 により、被災地において医療・防疫活動を実施
海上自衛隊 海上輸送・活動支援 輸送艦「くにさき」、補給艦「ときわ」、護衛艦「くらま」により、本邦から被災地域へ、医療援助部隊及び航空端末輸送部隊の海上輸送及び被災地において、活動支援を実施 約  640名
航空自衛隊航空幹線輸送 C-130H×2機(基準)により、物資集積拠点等から被災地域の空港等への人員・物資の空輸 約 90名
(約半数は本邦待機)
統幕等現地における連絡・調整 タイ・ウタパオ基地、バンダ・アチェ等において、関係国・機関との連絡・調整を実施 約 20名
(各自衛隊との兼務を含む)