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在インドネシア日本国大使館
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平成18年5月29日

日本政府による口唇口蓋裂患者への支援
(口唇口蓋裂治療センター竣工式)



1.日本政府は、インドネシアにおける口唇口蓋裂患者の治療を長年に亘り行ってきたインドネシア口唇口蓋裂協会に対して、総額82,260米ドル(約7億ルピア)の口唇口蓋裂治療センターの建設支援を行ったが、今般、同センターがバンドン市内のパジャジャラン大学歯学部内に完成し、29日、完成式が行われる。


2.インドネシア国内には約40万人の口唇口蓋裂患者がおり、独特の容姿、乳幼児では食事がうまく取れず栄養失調になる、発声がうまくできず意志疎通ができない、など社会的弱者になっている。インドネシア口唇口蓋裂協会は、1979年から経済的な理由から手術や発声訓練等社会復帰訓練を受けることができない患者に対して、無料で診断、手術、発声訓練等を実施している。


3.また、インドネシア口唇口蓋裂協会は日本口唇口蓋裂協会と密接な関係があり、これまでも日本政府の支援により日本口唇口蓋裂協会がインドネシアを訪れ、講義や共同で僻地での診断、治療を共同で行ってきた。今般の竣工式には、これまでインドネシアでの治療に尽力してきた日本口唇口蓋裂協会の方々も出席し、本センターの完成を共に祝う予定。


4.今回の治療センターが完成することで、これまで専用の治療施設がなく手術場の確保など不自由な面があったが、診断、手術、訓練等が計画的に実施できることができるようになり、より多くの患者が治療を受け、社会復帰できることが期待される。



(了)