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在インドネシア日本国大使館
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2006年11月28日

日本からインドネシアに対する円借款の実施



1.日本国政府は、インドネシア共和国政府の経済社会開発努力を支援するため、「ジャカルタ都市高速鉄道計画(エンジニアリング・サービス)」(the Engineering Services for Jakarta Mass Rapid Transit System Project)に対し、18億6,900万円を限度とする円借款を実施することとし、このための書簡の交換が、11月28日(火)、東京において、我が 方麻生太郎外務大臣と先方ハッサン・ウィラユダ外務大臣(H.E. Dr. N. Hassan Wirajuda, Minister for Foreign Affairs)の間で行われた。


2.ジャカルタ都市圏では、交通インフラ網の未整備、過度の道路交通への依 存等により朝夕のラッシュ時を中心に交通渋滞が深刻な問題となっている。 「ジャカルタ都市高速鉄道計画」は、鉄道建設(レバブルス-ドゥクアタス間、総延長約14.5km。一部地下鉄。)により、ジャカルタ首都圏の旅客輸送の増強と交通渋滞緩和を図ることを目的としている。総事業費は約1,100億円と見積もられている。今回の円借款供与(18億6,900万円)は、そのうち、第一段階に当たる調査・設計等を対象とする。


3.供与条件
    (1)金  利:年0.40%
    (2)償還期間:40年(10年間の据置期間を含む)
    (3)調達条件:本邦技術活用条件(STEP)に基づく。


4.今回の円借款の実施により、ジャカルタ首都圏の都市機能強化及び投資環 境整備に寄与するとともに、インドネシアの安定的発展を通じて我が国を取り巻く国際環境の安定化と同国との関係緊密化に貢献することが期待される。


5.なお、今回の書簡の交換により、インドネシアへの円借款の実施累計額は4兆425億6,800万円となる。




(了)