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2007年5月24日
麻生外務大臣のユスフ・カッラ・インドネシア共和国副大統領表敬について
麻生外務大臣は、24日(木)16:35から約45分間、ユスフ・カッラ・インドネシア共和国副大統領を表敬した(於:先方宿舎)。
冒頭、麻生大臣より、日本外交の機軸の一つである「自由と繁栄の弧」の形成において、インドネシアは東南アジア地域における中核であり、昨年11月の両国首脳による共同声明に基づき、インドネシアとの関係を更に強化していきたい旨述べた。カッラ副大統領より、麻生大臣の言われた「自由と繁栄の弧」の考え方に同感であり、自由なくしては繁栄もない旨述べた。
カッラ副大統領より、日インドネシア経済連携協定が早期に署名されることを期待しており、双方で交渉の加速化に努めたい旨述べた。麻生大臣より、自分も早期締結を期待している旨述べた。
麻生大臣より、日本の石炭液化技術等に言及しつつ、そのような技術と資源との結合は資源の有効利用につながり、インドネシアから我が国へのエネルギー安定供給にも資すると考える旨述べた。カッラ副大統領より、インドネシアとしても石炭液化技術の開発等に努めており、日本からも協力を得たい旨述べた。
また、麻生大臣より、北朝鮮問題に関する我が国の考えを説明し、インドネシアの理解を求めた。カッラ副大統領より、朝鮮半島を巡る安全保障の問題は地域の平和と安定にとって非常に重要であり、日本による北朝鮮問題の解決に向けた努力を支持するとともに、インドネシアとして可能な協力は惜しまない旨述べた。
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