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在インドネシア日本国大使館
Embassy of Japan in Indonesia



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2008年2月15日

対インドネシア貧困農民支援(無償資金協力4.2億円の供与)



1.我が国は、食糧増産と農村における貧困削減に努力しているインドネシア共和国を支援するために、同政府に対し、4.2億円(約392万米ドル/約361億ルピア)を限度とする額の無償資金を供与することとした。そのための書簡の交換が、2月15日(金)、ジャカルタにおいて海老原紳在インドネシア大使とイムロン・コタン外務省次官との間で行われた。


2.インドネシアの主食たるコメの生産性向上、安定供給の確保は、同国の食料安全保障のために不可欠である。コメの生産性向上のため、インドネシア政府はバランスの取れた施肥の普及に努めている。施肥普及の促進のため、インドネシア国内で確保できないカリ肥料を調達するために必要な資金につき、支援要請があったことを受けて、我が国は今回の無償資金協力を決定した。我が国の支援により調達される肥料は、貧困農家を対象に廉価で販売されることになっている。この肥料の販売により積み上がる所謂「見返り資金」は、主として小規模農家支援及び貧困対策に活用されることになる。我が国は、これら活動を通じて、小規模・貧困農家の農業生産や所得が向上することを期待している。


3.貧困削減をはじめとするミレニアム開発目標(MDG)の達成は、日本の対インドネシア援助戦略における重点項目の一つである。 我が国は、インドネシアにおける最大の援助国として、引き続き、インドネシアの開発を支援していく。