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在インドネシア日本国大使館
Embassy of Japan in Indonesia



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2009年6月1日

インドネシア共和国に対する無償資金協力「持続的沿岸漁業振興計画」の完成式について



1.  6月2日(火)、東ヌサトゥンガラ州フローレス島において、日本国政府からインドネシア共和国政府に対する無償資金協力「持続的沿岸漁業振興計画」の完成式が執り行われる。日本側からは在インドネシア日本国大使館伊従参事官、JICAインドネシア事務所坂本所長他、インドネシア側からはアリ・スパルダン海洋水産省漁獲総局長、フランス・レブラヤ東ヌサトゥンガラ州知事他が出席する予定である。本件無償資金協力は、東部インドネシア地域開発に取り組むインドネシア共和国政府を支援するため、10億7,000万円を限度として行われたもので、2007年7月に両国政府間で交換公文への署名が行われた。
 
2.  ヌサトゥンガラ州東フローレス県ララントゥカ郡は、東ヌサトゥンガラ州の州都があるクパン県に次いで漁獲量が多い地域であり、漁業資源の開発レベルは将来さらに発展の余地を残しているが、水産関連施設の整備が不十分であったため、漁業者、流通業者等は非効率な活動を強いられてきた。 このような状況に鑑み、インドネシア共和国政府からの要請に基づき、日本政府は無償資金協力により、桟橋、埠頭、氷製造・保管施設、燃料タンク、漁船修理場、魚市場等の建設を支援した。
 
上記の施設の完成により、漁獲物の効率的な水揚げ、漁船への氷・燃料の効率的かつ安価な補給が可能になるとともに、漁獲物の鮮度が向上するなど、生産者、消費者ともに利益を得ることが可能となり、地域開発に貢献する事が期待される。