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在インドネシア日本国大使館
Embassy of Japan in Indonesia



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2010年8月13日

インドネシア共和国に対する無償資金協力「貧困農民支援」(2KR)に係る
見返り資金を活用した事業の承認について



1.
8月5日(木)、日本政府はインドネシア政府から要請のあった、2010年における無償資金協力「貧困農民支援」(2KR)に係る見返り資金を活用した事業(総額308億ルピア)を承認した。
2.
インドネシア政府は食料安全保障の強化を目指して、国民へのコメの安定供給に一貫して取り組んできており、無償資金協力「貧困農民支援」(2KR)は、我が国がインドネシアのコメの増産と貧困農民の支援を行うため、国内で生産できず入手が難しいカリウム肥料をインドネシア政府が海外から調達し、これを、貧困農民を対象に廉価に販売するための資金を無償資金協力により提供するものである。また、この肥料の売り上げは、インドネシア政府によって積み立てられ、貧困農民の所得向上のための自助努力に対する支援に充てられることとなっている。
3.
今回承認されたのは、貧困農民が取り組む以下の事業に必要な経費となっている。
(1)
水稲強化農法の下での有機肥料による地力向上
(2)
西スマトラ州及びジャンビ州でのパダン沖地震による灌漑施設に対する地震被害の回復
(3)
種子生産グループの強化による高品質野菜・果樹種苗の生産拡大
(4)
アチェ州ピディ県における水稲種子加工施設整備計画の事前評価
(5)
南スラゥエシ州におけるパッケージング及びマーケティング開発によるコーヒー組合の所得改善
こうした取り組みを支援することにより、インドネシアの貧困削減に大きく貢献することが期待される。
4.
日本国政府は、今後とも食料の安定供給と貧困削減に取り組むインドネシア政府の努力を引き続き積極的に支援していく所存である。