在インドネシア日本国大使館
Embassy of Japan in Indonesia

本9日、当館が設定した平成22年度草の根・人間の安全保障無償資金協力の優先募集テーマ「Jakarta, Clean & Safe!」に対して応募された案件のうち２案件の贈与契約書署名式を実施しました。
各案件の概要は以下のとおりです。

案件名	被供与団体名	供与限度額	概 要	署名者
西ジャカルタ市における廃棄物削減技術促進計画	ナフダトゥール・ウラマ災害気候変動対策協会	9,399,812円	既設コンポスト施設において処理能力を向上させるための機材供与（粉砕機５台）と、廃棄物処理及びコンポスト施設に関する普及啓蒙活動を行うもの。	アビアント・ムフタディ氏
ブカシ市廃棄物最終処分場における廃棄物分別処理機能向上計画	維持可能な平和及び繁栄のための社会財団	9,859,002円	ブカシ市の廃棄物最終処分場において廃棄物分別処理機能向上に資する機材を設置する。	インダー・ワルダニ氏

「Jakarta, Clean & Safe!」は、ジャカルタの公衆衛生分野における都市環境の改善をテーマとしています。今般署名された２案件は、都市部で増加している廃棄物を削減し、効率的に処理するための活動です。この他にも、同テーマの下で他の分野の案件の検討も進められているところで、ジャカルタの都市環境を包括的に改善することが期待されます。

また、地域住民を対象にジャカルタ各地で活動が予定されていることから、今回の活動地域のみならず、将来的には周辺地域へ同様の活動が広がることも期待されます。