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平成23年3月14日
平成22年度草の根・人間の安全保障無償資金協力の署名式の実施
1. |
我が国は、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じ、以下のとおり資金協力を行うことを決定しました。本日、北スラウェシ州マナドにおいて、塩尻孝二郎・在インドネシア日本国大使と被供与団体代表のファドリ・スティーブン・ジェフリー・ルモンドール・インドネシア・キリスト教徒学生運動トモホン支部長との間で、贈与契約書署名式が執り行いました。 |
2. |
案件の概要は以下のとおりです。
(1) | 案件名 :北スラウェシ州ブナケン島における公民館修復及び地域社会支援計画 |
(2) | 被供与団体 :インドネシア・キリスト教徒学生運動トモホン支部 |
(3) | 供与額 :62,688米ドル(約520,310,600ルピア、約5,892,672円) |
(4) | 内容 :北スラウェシ州ブナケン島に所在する老朽化した公民館を修復するもの。さらに、修復後、当該公民館において、地域住民の代表を対象とした災害時の対応等に関する研修、啓蒙活動等を実施するもの。 |
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3. |
本案件の実施は、以下のような意義があります。
(1) | 日本は、3月15日からASEAN地域フォーラム(ARF)災害救援実動演習(DiREx)をインドネシアと共催します。 |
(2) | 本案件が実施されるブナケン島は、産業が少なく貧困層が多く住む島でもあります。公民館は、災害時には地域住民が避難し、情報を入手する場所です。公民館のような地域住民に必要な公共インフラを整備することは、草の根・人間の安全保障無償の「草の根レベルへの支援」という趣旨に合致するものです。 |
(3) | また、ARF DiRExの中では、復興プロセスの演習も予定されていますが、本案件はその中の一つとしての意味もあります。 |
(4) | 本案件の実施により、ARF DiRExを共催するという日本の貢献が、公民館の修復及び住民の啓発という形で将来に亘り持続することが期待されます。 |
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