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在インドネシア日本国大使館
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2015年7月15日

「ジャカルタ特別州グロラ交差点における渋滞緩和・環境改善計画」
効果検証調査結果について
−平成26年度草の根・人間の安全保障無償資金協力−



1.本年1月に日本国政府と都市地域開発財団の間で署名され、日本国政府から当該団体に94,949米ドル、JJC加盟日系自動車会社9社からも同等の額が供与され実施された草の根・人間の安全保障無償資金協力「ジャカルタ特別州グロラ交差点における渋滞緩和・環境改善計画」(完成式については、本年4月15日にプレスリリース)に関し、効果検証調査を実施しました。
2.当該調査では、本プロジェクト実施前後に、交通量が多い平日の渋滞の長さや通過時間を測定しました。調査結果の概要は以下のとおりです。
(1)本プロジェクトを通じ、パルメラ駅方面からカレット駅方面へ向かう交通が踏切を渡る場所において、車両の減速を防ぐため踏切部分のでこぼこを修繕するとともに、スリッピ方面からの交通が合流する部分の車両の流れをスムーズにするため、安全地帯の形状を変更しました。  その結果、踏切からパルメラ駅方面へ600メートル以上も続いていた渋滞が緩和されることとなり、渋滞の末尾から踏切を通過するまでに最大で45分要していた時間が6分へと短縮されました。
(2)本プロジェクトを通じ、信号機を設置したカレット駅方面からパルメラ駅方面に向かう直進車両とガトット・スブロト通りから降りてくる左折車両が合流する箇所では、信号設置前には無秩序な車両の合流により大きな混雑が発生していましたが、信号機の設置により交通の流れが円滑となり、安全性が大幅に改善されました。
3.大使館としては、引き続き裨益効果の高いプロジェクトを実施していきたいと考えています。


整備前整備後

参考:信号機の設置による安全性の向上