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2016年11月3日
平成28年秋の叙勲
平成28年11月3日、日本政府は、平成28年秋の叙勲に際し、日本とインドネシアの関係増進に寄与した功績を称え、以下の3名に対して、勲章を授与することを発表しました。
1. | サトリオ・スマントリ・ブロジョネゴロ 氏(旭日中綬章)
(生年月日) | 昭和31年1月5日 |
(主要経歴) | 元国家教育省高等教育総局総局長 |
(功績概要) | 大学及びインドネシアの教育行政において、日本とインドネシアの教育協力の推進に貢献 |
(対日功績)
(1) | バンドン工科大学教員としての功績
JICA事業の地方大学の工学教育の強化を目的とした高等教育開発計画(HEDSプロジェクト)の中心人物の一人としてプロジェクトの成功に大きく貢献された。 |
(2) | 教育文化省高等教育総局長時代
HEDSプロジェクトの当初計画の終了に当たって、2回にわたり協力の延長を実現。また、同プロジェクト終了後も、総局長としてHEDS事務局を存続させ、約3年間にわたり、理学部、経済学部及び工学部の質の向上を目指した人材の育成と研究振興プログラムの実施を継続させた。 |
(3) | 豊橋技術科学大学客員教授としての功績
同大学インドネシア事務所長として、同大学のみならず日本とインドネシアの大学との各種連携事業を手掛け、大学間交流の推進に努めたほか、日本の大学との留学生交流の推進に尽力された。 |
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2. | バクティアル・アラム 氏(旭日小綬章)
(生年月日) | 昭和33年3月6日生 |
(主要経歴) | 元インドネシア大学日本研究センター所長
元インドネシア日本研究学会会長 |
(功績概要) | 日本研究者として日本とインドネシアの相互理解の促進に貢献 |
(対日功績)
(1) | 日本研究者としての功績
従来、人文学的研究が大部分であったインドネシアの日本研究に、社会学的見地を取り入れ日本研究の領域を深めることに貢献された。また、インドネシア日本研究学会会長に就任された際には、同組織を学術的組織に改編し、インドネシアにおける日本研究の発展に尽力された。 |
(2) | 日本とインドネシアの相互理解の促進に尽力した功績
日本の新聞のコラムニストとして日本社会に現代インドネシアの正しい姿を発信したほか、インドネシアの在留邦人を対象に様々な視点から講演会を定期的に開催し、在留邦人の当国に対する理解の増進を図るなど、研究者としての日本研究の促進にとどまらず、両国市民の相互理解の促進に尽力された。 |
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3. | アハディ・テラダ・ノリコ 氏(瑞宝双光章)
(生年月日) | 昭和18年2月21日生 |
(主要経歴) | 元在インドネシア日本国大使館職員 |
(功績概要) | 日本国在外公館の活動に寄与 |
(対日功績) | 大使館会計業務への貢献
同氏は、在インドネシア日本国大使館で勤務を開始した1970年から2003年までの33年間、会計班で勤務。会計班の現地職員は、勤勉さ、緻密さ、誰からも信頼される性格など高い能力と人間性が求められるが、同氏はそのすべてを兼ね備え、長期にわたり大使館での勤務を全うされた。会計班は、外交活動としての予算の管理や施設・備品の管理を担当しており、大使館の外交活動が十分に機能するよう尽力された。また当国をよく知る現地職員として歴代大使夫人を補佐するなど、外交の裏方として外交活動を支えた。 |
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