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在インドネシア日本国大使館
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2016年11月29日

「パプア州ジャヤウィジャヤ県におけるHIV/エイズ患者支援シェルター建設計画」引渡し式の実施について
- 平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力 -



1.29日、パプア州ジャヤウィジャヤ県において、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力の支援によって建設したHIV/エイズ患者の支援・療養施設(シェルター)の引渡し式が行われました。この引渡し式には、日本側から高田真里在インドネシア日本国大使館公使、インドネシア側からヨハニス・ワリロ・ジャヤウィジャヤ県副知事及びタヒ・ガニャン・ブタルブタル・パプア公衆衛生開発財団代表等が出席しました。
2.このシェルターの建設は、本年3月に日本国政府とパプア公衆衛生開発財団の間で署名が行われ、日本国政府より同団体に対して1,166,993,000ルピアを供与した草の根・人間の安全保障無償資金協力「パプア州ジャヤウィジャヤ県におけるHIV/エイズ患者支援シェルター建設計画」により実施されたものです。
シェルターは、病院での入院治療を終えた患者を自宅療養ができる程症状が軽くなるまで療養させたり、患者やその家族に対してエイズを含めた感染症についての知識を提供するなど、エイズ患者の治療及びHIV感染者支援の面で重要な役割を果たしています。パプア公衆衛生開発財団はこれまで一般住宅を貸借してシェルターとして運営を行っていましたが、建物の設計上シェルターとして適切とは言い難く、また、施設が狭小なため病院等からの患者受入れ依頼に十分に応えることができない状態にありました。そのため本計画では、より多数のHIV/エイズ患者に効果的な治療を行うことを目的とし、居室4室及び多目的室、カウンセリング室、台所、洗濯場等を備えたシェルターを建設しました。
3.この協力によって、より多数のジャヤウィジャヤ県のHIV/エイズ患者が適切な治療・療養を受けることが可能となるとともに、患者本人やその家族への知識の普及を通じて、広く地域に裨益することが期待されます。