>本文へ | Bhs Indonesia

在インドネシア日本国大使館
Embassy of Japan in Indonesia



トップページ | 大 使 館 案 内 | 二 国 間 関 係 | 経済協力(ODA) | 日イEPA(経済連携協定) | 日本企業サポート
重要外交課題 | 広 報 文 化 | 領事関連情報 | インドネシア国内総領事館 | リ ン ク

広報文化


広報文化センター


プレス・リリース

   2016年    2016年
     2015年
     2014年
     2013年
     2012年
     2011年
     2010年
     2009年
     2008年
     2007年
     2006年
     2005年
     2004年
     2003年


2004年3月3日

日本政府によるアチェにおける人道支援

  アチェ問題について、日本政府は、これまで、インドネシア政府の和平努力を側面支援してきた。また、紛争が終結した際には、復興に関してできるだけ支援を行う用意があることを表明してきている。現在、ナングル・アチェ・ダルサラム州(以下、アチェ州)は紛争下にあり、本格的な復興支援を行う段階にはないが、可能な支援について検討を行った。その結果、日本政府は、アチェ州において、人道支援活動を行っているムハマディア青年部アチェ支部人道援助委員会に対して、救急車、医薬品等(総額325,249米ドル(2,662,170,000ルピア)相当)を供与することを決定した。この支援は、十分な医療を受けることのできない住民の保健向上に資することを目的としており、3日、署名式が飯村大使及びシャフー・マアリフ・ムハマディア総裁の出席の下、執り行われた。

案件概要

案件名:「アチェ州における人道支援計画」
被供与団体:ムハマディア青年部アチェ支部人道援助委員会
概要:アチェ州の7県(アチェ・ジャヤ県、西アチェ県、ナガン・ラヤ県、南西アチェ県、南アチェ県、アチェ・シンキル県、シムル県)において、被供与団体に救急車を供与し、6ヶ月間に亘り、医師及び看護師が医療設備のない村落を巡回し、診療・治療を行う。

(参考)
  アチェ州においては、設備が整った病院は県都にしか存在せず、軽症を除き住民は県都の病院で診察を受ける必要があるが、同州における紛争のため、村落部の住民が県都に赴くことが困難になっており、村落部の医療サービスの低下が問題となっている。