広報文化広報文化センタープレス・リリース![]()      2015年      2014年      2013年      2012年      2011年      2010年      2009年      2008年      2007年      2006年      2005年      2004年      2003年 |
2004年9月7日 スラウェシ島地方水道整備計画第3期竣工式 1.7日に、中央スラウェシ州パル市において、メガワティ大統領、タウフィック・キマス大統領夫、スナルノ居住環境インフラ大臣、アミヌディン・ポヌルル中央スラウェシ州知事、渡邉マカッサル日本国総領事等の出席により、日本政府が無償資金援助を行ったスラウェシ島地方水道整備計画第3期竣工式が執り行われる。 2.安全な水の安定供給は保健衛生上必須であり、不衛生な水が原因となる感染症を減らすことは死亡率の低下に効果がある。わが国はこの分野の重要性に鑑み、これまでジャカルタ市やマカッサル市の都市部やスラウェシ島での上水道支援を行ってきている。 3.本計画は、2001年から2004年にかけて、開発重点地域である東部地域のうちスラウェシ島内18ヶ所に、取水、導水、浄水、送水、配水の各施設及び共同水栓からなる水道施設を総額24.35億円、およそ1,900億ルピアで建設・整備し、約14万人の対象地域住民に対する安全な水道の十分な供給を可能とし、公衆衛生の改善及び女性や子供の水汲み労働の軽減を図るもの。 4.最終期である第3期では、6ヶ所の上水道が整備され、中央スラウェシ州では、ここパル市の南西10kmにあるビナンガ(Binangga)地区を始めトンペ(Tompe)地区、サウス(Sausu)地区、トイリ(Toili)地区で、また、北スラウェシ州ではドゥモガ(Dumoga)地区、ピノロシアン(Pinolosian)地区の2カ所で水道設備の整備が行われた。 (参考) 1.インドネシア政府は第6次5ヶ年開発計画(2000年~2004年)において、生活用水の更なる普及による地域住民の保健衛生や居住環境の向上を1つの目標としているが、経済危機などの影響によりその目標達成は十分ではない(2001年時点で、上水道普及率は約18%(都市部38%、農村部8%))。 2.本計画で整備した上水道設備は次の通り |