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2007年3月13日

日本NGO「アムダ・インターナショナル」を通じたアチェ住民支援
(心とからだのケア)



  1. 我が国は、アチェにおける津波復興支援及び平和の定着に向けた貢献のため、日本NGO支援無償資金協力により、日本のNGOであるアムダ・インターナショナルが実施する2つのプロジェクトに対して、総額246,014米ドル(約22億ルピア)の資金協力を行うことを決定した。


  2. 今回の協力は、津波に被災した地域の子どもたちや、元紛争地の子どもたちの心身の健康促進を支援する目的で実施される。2件の協力の概要は以下の通り。
    (1)  「津波被災児童のための心のケア支援プロジェクト」
    支援額:82,170米ドル
    バンダアチェ及びアチェブサール県の避難所で集団生活をする児童に対し、コミュニティの青年の指導による創作活動や図書館設置を通じ、津波災害で受けた心のトラウマを軽減するための活動を行う。
    (2)   「心と体のケアを通じた復興支援事業」
    支援額:163,844米ドル
    紛争の影響を強く受けた南アチェ県の児童に対し、コミュニティの青年の指導による創作活動や図書館設置を通じ、長期間の紛争で受けた心のトラウマを軽減するための活動を行う。また、住民の保健衛生環境改善のため、巡回診療及び保健教育を実施する。

  3. アチェでは、2004年12月の地震・津波からの復興活動と、2005年8月のアチェ和平合意を受けた平和の構築に向けた努力が行われている。そのような状況の中で、将来を担う子どもたちに対し、情操教育を通じた心身の健康を促進し、コミュニティの保健衛生環境を改善することは、重要な意義がある。


  4. アムダ・インターナショナルは、アチェ津波発生直後から緊急・復興支援に従事しており、2006年8月からは南アチェ県における紛争復興支援事業を実施している。

(参考)

我が国のアチェ支援

  1. 津波支援
     2004年12月に発生したアチェにおける地震・津波に対する災害復興のため、総額約3億米ドル(二国間で1億6000万米ドル(JICA分含む)、国際機関経由で1億4000万米ドル)の支援を実施。


  2. 平和構築支援
     GAM元兵士及び元政治犯の社会復帰支援(IOMへの拠出:8.6百万米ドル)など個人に対する支援の他、ピディ県におけるコミュニティ開発支援や、ガバナンス支援のため、約12百万ドルの支援を実施。