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在インドネシア日本国大使館
Embassy of Japan in Indonesia



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2009年2月20日

インドネシア共和国に対する無償資金協力
「西ヌサトゥンガラ州橋梁建設計画」の完成式について



1. 2月21日(土)、西ヌサトゥンガラ州スンバワ島において、日本国政府からインドネシア共和国政府に対する無償資金協力「西ヌサトゥンガラ州橋梁建設計画」に基づくの完成式が執り行われた。日本側からは在インドネシア日本国大使館前田公使他、インドネシア側からはジョコ・キルマント公共事業大臣、ザイヌール・マジディ西ヌサトゥンガラ州知事他が出席した。本件無償資金協力は、西ヌサトゥンガラ州スンバワ島の貧困解消に取り組むインドネシア共和国政府を支援するため、7億,9400万円を限度として行われたもので、2006年5月に両国政府間で交換公文への署名が行われた。


2. インドネシア東部、スンバワ島を含む西ヌサトゥンガラ州は、インドネシアで最も貧困な地域の一つであり、1人あたりの地域総生産が全国平均の3分の1以下に留まっている。同州の経済活動を向上させるためには、道路整備等による人の交流や物流の改善が不可欠である。現在、スンバワ県の物流を担う南リングロードは、2002年に一旦開通したが、要請対象地区を中心に橋梁が未整備であるため雨期は通行不可であること、更には一部山岳区間において土砂崩れや河川の洗掘等により道路も通行不可になるなど、環状道路としての機能を果たせていない。このような状況の下、インドネシア政府は、幹線道路上の8橋梁の新設及び1橋梁の改良に必要な資金を、わが国政府に対し無償資金協力を要請してきたものである。この計画の実施により、乾季、雨季にかかわらず円滑な渡河が可能となるため、地方の幹線道路としての機能が向上するとともに、地域住民の基本交通手段が確保され、地域住民の日常生活の改善が期待される。