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2009年3月13日 インドネシア共和国に対する無償資金協力 「ニアス島橋梁復旧計画(詳細設計)」の署名式について日本国政府は、インドネシア共和国政府に対し、スマトラ島沖地震・津波災害(2004年12月)及びニアス島沖地震(2005年3月)により破壊されたニアス島内の橋梁復興のため、3,300万円(約337,953米ドル/約40億ルピア)を限度とする額の無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が、3月13日(金)、ジャカルタにおいて、塩尻孝二郎駐インドネシア大使とハムザ・タイブ外務省アジア・太平洋・アフリカ総局長との間で行われた。 案件名及び供与限度額 ニアス島は、北スマトラ沖地震・津波災害(2004年12月)及びニアス島沖地震(2005年3月)の二度の大地震に襲われ、島内で2,000人以上の犠牲者が出たと言われている。 この地震により、ニアス島の主要都市であるグヌンシトリと南部の拠点都市テレクダラムを結ぶ主要幹線道路である75号線の橋梁に多数の損傷が発生しており、現在も、破損橋梁を通行している状況にある。 当該地域は、環太平洋火山帯に位置する地震多発地域であるため、今後の地震発生に備え橋梁を改修し、ニアス島の物流の大動脈である75号線の機能を保全する必要がある。 インドネシア政府は、ニアス島の交通網維持のため、破損橋梁の改修に必要な資金につき、我が国に対して無償資金協力として要請してきたものに応えるものであり、今回、75号線上の6橋梁の詳細設計を実施するものである。 日本国政府は、両国の友好関係に鑑み、これまでもアチェ・スマトラ地震・津波災害及びニアス島沖地震に対し、西海岸道路修復事業やプサンガン水力発電所など総額約5億米ドルの二国間支援を実施してきた。 |