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2010年1月28日
平成21年度草の根・人間の安全保障無償資金協力によるインドネシアへの支援
1.我が国は、インドネシアの国民福祉向上に貢献するため、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じ、以下のNGOに対し資金協力を行うことを決定した。 本日、在インドネシア日本国大使館において、塩尻在インドネシア日本国大使と被供与団体のディナミカ・インドネシア・ブカシ財団代表者との間で贈与契約署名式が行われた。
2.案件の概要は以下のとおり。
案件名 |
:西ジャワ州ブカシ市バンタル・グバン郡廃棄物最終処分場における小学校改築計画 |
被供与団体名 |
:ディナミカ・インドネシア・ブカシ財団 |
支援額 |
:96,033米ドル |
内 容 | : |
西ジャワ州ブカシ市バンタル・グバン郡廃棄物最終処分場において廃品回収業を営む貧困層の子供のための小学校の改築及び学校家具の供与を行うもの。 この最終処分場はジャカルタ特別州から排出される廃棄物の処分場として使用されているもので、処分場の周辺には廃品回収により生計を立てている住民が多数おり、そのほとんどが貧困層である。本小学校は金銭的な理由などにより正規の小学校に通うことができないこれら住民の子供に教育の機会を与えるために設立されたもので、現在226人が在籍している。 1999年に建設された同小学校の建物は一時的な使用を目的として建設されたため、壁や天井の破損などにより、学習環境が悪化している。加えて、教室数が不足しているため生徒の受け入れに支障が生じている。本事業実施により、生徒数の増加及び学習環境の改善等、本地域住民の教育環境の向上が期待される。
・ 本事業実施により、生徒数が226人から290人に、教室数が5室から8室に増加。
・ 現在同小学校の児童は、全員廃品回収業者の子弟。
・ 大統領選挙活動中の昨年6月、メガワティ候補が同廃棄物最終処分場にて演説を実施。 |
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