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2010年3月29日
草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じたアチェ州における事業の完成式
1.日本政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて行った支援事業につき、アチェ州バンダ・アチェ市において29日に完成式典が行われた。 日本大使館から塩尻孝二郎大使、アチェ州からイルワンディ・ユズフ知事、同州環境保全局(BPKEL)からファウザン・アジマ会長、バンダ・アチェ市からマワルディ・ヌルディン市長他が出席した。
2.案件の概要等は以下の通り。
案件名 |
:「アチェ州バンダ・アチェ市における環境保全管理事務所兼研修所建設計画」 |
被供与団体名 |
:アチェ州環境保全局(BPKEL) |
贈与契約日 |
:平20年(2008年)2月29日 |
支援額 |
:83,103米ドル |
内 容 | : |
アチェ州バンダ・アチェ市において重要なルスル生態系の環境保全活動を行うための、環境保全管理事務所兼研修所建設を支援したもの。 同施設の建設により、元兵士である求職者およびローカル環境NGOに対し 研修および能力強化活動を実施し、環境保全や森林保護などの分野で活躍することが今後期待される。
・ 2005年におけるインドネシア政府とGAMとの和平合意とそれに続くアチェ自治法を受け、アチェにおける森林管理の責任はアチェ政府が負うこととなった。その実施のため2006年にBPKELが新たに設立され、森林管理を行うこととなった(職員数20名)。
・ BPKELは現在アチェ州の約40%の地域を管理しているが、将来的には管理地域が拡大される予定。
・ 従来BPKELは農業省の一室を使用していたのみで、運営に支障を来たしていた。
・ BPKELは、260万ヘクタールにも及ぶルスル生態系を管理・保全・再生することを長期目標としている。 |
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