運輸部門におけるテロ・海賊対策関係の主な対インドネシア国際協力事業 |
|
(1) |
「主要空港・港湾保安対策」(無償資金協力) スカルノ・ハッタ空港等の主要7空港及びタンジュン・プリオク港等の主要3港湾などを対象として、X線検査装置、金属探知機、監視カメラ等の保安機材を供与するもの。2004年7月交換公文署名、 2005年9月引き渡し済み。 |
(2) |
「海賊・海上テロ及び兵器拡散防止のための巡視船艇建造プロジェクト」(無償資金協力) 27M級の巡視船艇3隻を供与するもの。 2006年6月交換公文署名、2007年11月引き渡し済み。 |
(3) |
「港湾保安機材整備計画」(無償資金協力) ベラワン港等の主要港湾を対象として、監視カメラ等の保安機材を供与するもの。 2008年6月交換公文署名、現在実施中。
|
(4) |
「マラッカ海峡及びシンガポール海峡船舶航行安全システム向上計画(フェーズ1)」(無償資金協力) 海峡沿岸のバタム島等に航行船舶の動静監視・記録及び船舶への情報提供等を行うための機材・施設を供与するもの。 2008年11月交換公文署名、現在実施中。 |
(5) |
「空港保安訓練プロジェクト」(技術協力プロジェクト) スカルノ・ハッタ空港等5箇所でテロ等非常事態発生を想定した保安訓練等を行い、インドネシアの空港保安関係者の非常事態発生時の対応能力の向上を図るもの。 2006年11月〜2007年10月実施。 |
(6) |
「港湾保安運営強化プロジェクト」(技術協力プロジェクト) インドネシア主要港湾における港湾保安計画の策定支援及び港湾保安に関する訓練やセミナー等を行い、港湾保安の強化を図るもの。 [フェーズ1]2006年12月〜2009年5月、[フェーズ2]2009年5月〜実施中 |
(7) |
「海上保安調整組織体制強化プロジェクト」(技術協力プロジェクト) 海上保安調整会議(BAKORKAMLA)及び他の海上保安関係機関の職員を対象としたセミナー等の開催や訪日研修等を実施し、海上保安調整会議の調整機能及び海上保安機関の法令執行能力の向上を図るもの。 2008年5月〜実施中 |
(8) |
海上保安庁巡視船派遣による海賊対策合同訓練等の実施 海上保安庁巡視船をインドネシアに派遣し、インドネシア海上保安機関の船艇との海賊対策合同訓練やインドネシア海上保安機関職員の乗船研修を行い、海賊対策に係る能力向上を図るもの。 これまでに7回(2005年からは5年連続で)実施。 |
Back>> |