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在インドネシア日本国大使館
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2010年8月26日

日本NGO連携無償資金協力によるジャトロファ・センターの竣工式典



1.
本26日、東ヌサ・トゥンガラ州シッカ県において、我が国の日本NGO連携無償資金協力を通じたジャトロファ・センターの竣工式典が行われた。本式典には、吉澤隆・在インドネシア日本国大使館参事官、フランス・レブ・ラヤ・東ヌサ・トゥンガラ州知事、ウェラ・ダミアヌス・シッカ県副知事、田中直・特定非営利活動法人APEX代表理事、ペトルス・S・スワルナム・ディアン・デサ財団東ヌサ・トゥンガラ州支部代表他が出席した。
2.
今般竣工するジャトロファ・センターは、昨年9月に在インドネシア日本国大使館と特定非営利活動法人APEXの間で署名された日本NGO連携無償資金協力「インドネシアにおけるナンヨウアブラギリの複合的利用による環境保全型地域開発(第2期)」(供与額:485,436米ドル)の主要な活動の一つであり、同県ワイゲテ郡ワイルブレレル村ワイリタ地区に建設された。
3.
同計画は、ナンヨウアブラギリ(ジャトロファ)を複合的・多面的に利用することによって、住民参加型で、環境保全と住民の生活・収入向上を目指すものである。具体的には
(1)
ジャトロファの栽培及びそれによる緑化
(2)
収穫した種子からの軽油代替燃料の生産
(3)
過程で発生するバイオマス廃棄物の、ガス化発電やコンポスト生産等への利用
(4)
発電時の廃熱を利用した海水の淡水化等の活動が実施されている
4.
東ヌサ・トゥンガラ州は、インドネシアでも最も貧困な州の一つであり、乾燥した荒地や未利用地が多い。本施設の竣工により、ジャトロファの種子を貯蔵、搾油、精製する施設が整備され、地球温暖化と地域開発の両面に住民参加型で貢献することが期待できる。