本18日(金),午前11時45分から約15分間,菅直人内閣総理大臣は,来日中のマルティ・ナタレガワ・インドネシア(H.E. Dr. Marty Natalegawa, Minister of Foreign Affairs)外務大臣による表敬訪問を受けました。概要は以下のとおりです(前原誠司外務大臣,福山哲郎官房副長官同席)。 |
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菅総理より,インドネシアは我が国にとって重要な友好国であり,戦略的パートナーである,また,経済も発展しており,民主化でも成功した,貴外相がその重要な国の外務大臣として様々な努力を払っていることに敬意を表する,本年はASEAN議長国としてのリーダーシップに期待しており,日ASEANの関係強化に向けた連携も強化したい,ユドヨノ大統領とは何度か短時間お話しているが,ゆっくり話せる機会があればと期待する,経済分野についても閣僚レベルの対話を継続し,インフラ整備等の分野でも協力を推進できればと思う,本(18)日開催予定の第1回閣僚級戦略対話を歓迎する,3月に両国が中心となって実施するARF災害救援実動演習は画期的であり,成功に向けて共に努力したい旨述べました。 |
2. |
マルティ外務大臣より,両国関係強化のために首脳間で対話することの重要性を認識しており,ユドヨノ大統領からも会談する機会を楽しみにしているとの伝言を授かっている,(同席の)前原外務大臣とは3カ月に3回会談しており,両国首脳の指示の下で,外相同士で両国の関係強化に向け努力することを約束する,日インドネシア間の戦略対話は,二国間関係のみならず,地域のためにも重要である,経済対話の継続とインドネシアのインフラ整備への協力はインドネシアにとっても重要である,日ASEAN関係ではインドネシアは議長国である前に対日調整国として協力してきており,本年は日ASEAN関係も強化できると思う旨述べました。 |
3. |
最後に菅総理より,日インドネシアの両外務大臣で協力して両国の関係のため努力をお願いしたい旨述べ,会談を終了しました。
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