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平成23年5月6日
東日本大震災に際してのインドネシア国家防災庁による支援物資の提供
本6日午後14時頃、スカルノ・ハッタ国際空港貨物ターミナル内に於いて、東日本大震災の被災者を支援するために、インドネシア国家防災庁より、日本に提供される非常食(カレー類などのおかず缶詰200箱及びデザート缶詰1000箱)の引き渡し式が行われました。
この非常食は、本6日のGA884便にて成田空港に向け発送され、最終的には宮城県に贈られることになります。なおガルーダ・インドネシア航空は、被災者への支援の一環として、本件物資を無償で成田空港まで輸送することとしています。
我が国としては、支援を提供したインドネシア政府、及びこの物資を無償で日本まで輸送するガルーダ・インドネシア航空に深甚なる謝意を表明します。
なお、上記引き渡し式の際に行われた共同記者会見に於いて、当館宮本参事官より述べた点は以下のとおりです。
● | 東日本大震災の被災者を支援するために、インドネシア国家防災庁より、非常食を日本に提供していただくこととなった。この非常食は最も大きな被害を受けた宮城県に送られることになる。 |
● | 支援を提供したインドネシア政府、及びこの物資を無償で日本まで輸送してくださるガルーダ・インドネシア航空に日本政府・国民を代表して心から感謝申し上げる。 |
● | 今般の大震災を受け、インドネシアからは、毛布・食料、義捐金、救援チーム派遣といった多くの支援を頂いた。さらに日ASEANの強い連帯を示すものとして日ASEAN特別外相会議も開催して頂いた。 |
● | こうした支援はインドネシア政府のみならず、インドネシアの企業、NGO、そして数多くの個人の方々から寄せられている。こうした温かいご支援は、両国間の深い絆の象徴であり、この機会に日本政府及び日本国民を代表して、改めてインドネシア政府及びインドネシアの全国民に対して深甚なる謝意を述べたい。 |
(参考)インドネシアによる地震・津波支援
物資支援・義援金の提供
(1) | 震災直後に毛布1万枚を提供。 |
(2) | 3月16日,マルティ外相より,200万米ドルの義捐金の供与を表明。 |
(3) | 非常用缶詰食品について今般日本へ輸送し宮城県に配布予定。 |
救援チームの派遣
人道支援チーム(15名,レスキュー隊員11名とメディカル等4名)は3月18日に成田空港到着。19日から23日まで気仙沼や石巻にて活動し,在留インドネシア人合計21名を東京に退避させた。チームは27日に帰国。
その他 民間企業、NGO、個人による多数の寄付やチャリティー活動などが行われている。
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