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2014年 6月12日 「パプア州ビアク島稲作技術導入計画」引渡し式の実施について
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1. | 6月12日にパプア州ビアク島において、我が国の草の根・人間の安全保障無償資金協力によって整備された灌漑施設の引渡し式行われました。本引渡し式には、日本側から島田順二在インドネシア日本国大使館次席公使、インドネシア側からはイェサヤ・ソンブック・ビアク・ヌンフォル県知事、イワヤン・バンシンビアク島の奇跡財団プロジェクトマネージャー等が出席しました。イェサヤ・ソンブック・ビアク・ヌンフォル県知事からは今後はビアクで収穫したコメを食べることができると述べて、島民を代表して日本政府の支援に対し感謝の意が表明されました。引渡し式後には、出席者で田植えを行い、約3ヶ月後には初の収穫が見込まれています。 |
2. | 同灌漑施設は昨年3月に日本国政府とビアク島の奇跡財団の間で署名され、日本国政府から当該団体に83,899米ドルが供与された草の根・人間の安全保障無償資金協力「パプア州ビアク島稲作技術導入計画」の主要事業として整備されたものです。本計画では、島民の栄養不足解消のため、パプア州ビアク島カジャスボ村に灌漑施設を整備し、専門家の派遣や研修を通じて稲作技術の移転を実施しました。 |
3. | 本協力によって、これまでコメの生産が行われてこなかった島内において5年間で150トンのコメ増産が可能となります。その結果、島全体の食糧確保を通じて島民の栄養状況が改善され、また、生産者の収入向上をはかることが期待されます。 |
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