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在インドネシア日本国大使館
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2015年 4月22日

アフリカに対する三角協力の促進に関する
日・インドネシア共同プレス・リリース


安倍晋三日本国内閣総理大臣とジョコ・ウィドド・インドネシア共和国大統領は,アジア・アフリカ会議60周年記念行事開催中の2015年4月22日,ジャカルタにおいて会談を行った。


両首脳は,ジョコ大統領訪日中の2015年3月23日に表明された,互恵的協力,友好関係及び共通の価値に基づいて海洋と民主主義に支えられた「戦略的パートナーシップ」を強化するとのコミットメントを強調した。


安倍総理は、アジア・アフリカ会議60周年記念行事の主催等のアジア・アフリカ協力の推進を含む,地域と国際社会の安定と繁栄への貢献においてインドネシアが果たしてきた積極的な役割を高く評価した。ジョコ大統領は、地域や世界の経済発展のため日本が果たしてきた絶え間ない努力と積極的な貢献を賞賛し、かかる日本の貢献の一つとして,特にアフリカ開発会議(TICAD)プロセスを通じた日本の対アフリカ開発支援を高く評価した。


両首脳は,両国の外務大臣によって2003年12月10日に署名された日・インドネシア・パートナーシップ・プログラム(JIPP)の重要性を再確認した。


両首脳は,JIPPの下での両国政府間の強固なパートナーシップが,途上国,特にアフリカ諸国とアジア諸国の社会・経済開発のため,日本とインドネシアの人材,技術,及び資金を効果的に結合させつつ,共同の技術協力を拡大してきたことを確認した。


両首脳は,日本が適切な技術移転と三角協力により,インドネシアが開発パートナーとしてより大きな役割を果たすことにより,技術協力における日本とインドネシアの役割が向上していることを歓迎した。


両首脳は,長い二国間協力の歴史の中で得られた成功事例と教訓に関する知見の共有を促進する上で両国が極めて重要な役割を果たしてきた4分野に主に焦点を当てつつ,TICADプロセスの理念と整合的で,かつ同プロセスの下での具体的な協力プログラムと相乗効果を生む形で,アフリカ諸国に対する三角協力の互恵的な連携を促進することを確認した。上記の4分野は以下のとおり。

            

-

母子保健サービスを含む保健

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稲作を含む農業

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理数科教育を含む教育

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産業人材育成


また,両首脳は,同様の考えの下で,その他の分野においても,可能な協力を更に追求する意向を共有した。


両首脳はインドネシア政府と日本政府の間で進められている協力が,アジア・アフリカ地域の人々の生活の一層の向上につながりうる,戦略的な利益をもたらす可能性を秘めたものであることを確認した。